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No.312 花の自動販売機

取材日・2007年12月7日

生花を販売する自動販売機があると聞き、秩父鉄道・秩父本線の行田市駅を降りた。

行田市駅なんて、おかしな名前だなあと思い調べてみたら、もともと行田駅だったが、昭和41年、当時の国鉄高崎線の行田駅改行の際、駅名を譲ったため行田市駅に改称したそうだ。

 
駅前には、昔、この一帯にあった「さきたま郷」が埼玉県名の由来になったとする説を示すモニュメントもある。
 
周辺には、観光スポットや行田市の公共施設などが集まっている。

 

関東七名城のひとつ、忍城(おしじょう)も見える。
15世紀後半、成田氏が築城した忍城は、1871年廃城したのだが、その跡地には行田市郷土博物館が建設され、現在に歴史を伝えている。

また、復元された「後三階櫓(やぐら)」部分は展望台として入館が可能で、晴れた日には筑波山などを見渡すことができる。

 
こちらが、生花の自販機のある「小池園芸」さん。
店の前に、その自販機があった。

 
赤いテントを被った、花の自販機。
販売されているのは、フラワーアレンジメント、いわゆる、「生け花」とか「盛り花」と言われているものだ。
鮮やかな生花は、一見、「造花?」と思ってしまうくらい、新鮮な色だ。

 
上の段は3000円、下の段は4000円のラインナップ。
それぞれ4つづつ、全部で8つ収納可能。
「FIORINA」という名前がついている。

お店の方にお話をお伺いしてみることに。
この自販機は2代目、設置してから3年目。
色鮮やか、イキイキの秘訣は5〜10℃の温度管理にあるそうだ。
 
この自販機、お客様に好評だそうで、どんなところが好評なのかお聞きすると・・・

「24時間買えるので、お店が閉まったあとでも買えるのが便利なのと、すぐに凝ったアレンジメントの花が買えるところ。
通常、フラワーアレンジメントには注文を受けてから10分くらいかかるんですが、急いでいる方は自動販売機ですぐに購入できますからね。
この自動販売機は結構稼いでくれるんですよ。」
とおっしゃっていた。

盛り花は種類や値段がよく分からず、買うのを躊躇してしまうが、これならあらかじめ値段が分かっていいね。

喜びを伝えたいとき、誰かを励ましたいとき、この自動販売機を利用してみてはいかがだろうか。
取材協力/有限会社小池園芸
埼玉県行田市行田4-7

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